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変形性膝関節症

皆さんこんにちは!北海道もようやく夏らしい日が続くようになりました!熱中症、脱水症状には十分お気を付けください。さて、今月のテーマは変形性膝関節症、いわゆるOAについてお話をさせて頂きます。年配の方、そして今では生活スタイルの変化から若い方でも患っている方が多くいらっしゃいます。原因がなく痛みが出る事がほとんどなのでしっかりと状態を確認せず、放置している方も多いのではないでしょうか?膝周囲の骨の表面には弾力性があり、滑らかな軟骨で覆われています。軟骨は関節の動きを誘導し、体重がかかった時の衝撃を緩和するクッションの役割をしています。軟骨は耐久性があるものですが、年齢を重ねるにつれてすり減っていきます。関節を保護する軟骨がすり減ることにより、徐々に関節の隙間が狭くなり、半月板が押し出され機械的な刺激を受けている状態の総称を、変形性の膝関節症といいます。日本人の9割は内側に痛みが出ると言われており、症状が進行すると膝に水が溜まってきます。病院では、この水を注射で抜く治療を行いますが、、、皆さんここでイメージしてみてください!パンパンに膨れた風船の空気を抜くと、シワシワにしぼんでしまい、元には戻ることはできないはずです。膝でも同じようなことが起きるのです。この状態になると水を抜いては、溜まって、抜いては溜まって、の繰り返しになり出口がなかなか見えてきません。当院での処置としてはエコーにて確認し圧迫固定を行います。その水を吸収させることにより再発しないようなケアが大事になります!治療では、痛みや腫れを取り除く治療器もご用意しておりますが、膝関節というのは、通常の歩行でさえも自分の体重の3~5倍の重さが膝に負荷がかかると言われています。骨格のズレにより、骨盤の傾きが生じ、片方の膝に負担が蓄積し、激痛を訴えて来院される方が多く、結果的に膝が痛くなっただけで原因は身体の違う場所にある方がほとんどです。当院では、OAの方には骨盤調整や運動療法など正しい姿勢で身体を使えるような治療を推奨しており、中には、身体を変えようと決意しジムに入会している方も多くいらっしゃいます。少しでも違和感がありましたら、まず悪化する前に当院にご相談ください!

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