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肉離れ

こんにちは! コロナウイルスの感染がなかなか収まりませんね・・我慢の時期が長くなりストレスが溜まりますが、感染対策を行い体調管理に努めましょう!自粛生活で身体を動かす機会が減ってしまい、身体が鈍っている方も多くいらっしゃるでしょう・・。

このような身体の状態では何気ない動作の瞬間にケガをする危険もあります。その一つに肉離れがあり、今回はそのお話をさせていただきます。打撲などは直達外力(太ももにボールがぶつかるなど)で発症しますが、肉離れは介達外力(筋肉が縮もうとしているところに筋肉が伸ばされる力が働く)で発症し、ダッシュやジャンプなど、急激に筋肉への負荷がかかってしまう動作でその負荷に筋肉が耐えられなくなった瞬間に、筋肉の一部や筋膜が切れたり、裂けてしまった状態を指します。肉離れは名前の通り筋肉であればどこにでも起こりえますが、特にハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)、大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)、下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)など下半身の筋肉に起きることが多く、スポーツをしている時に限らず、筋肉が疲れていたり、弱っていたりすると、ちょっとした運動や日常の何気ない動作でも、肉離れになることがあります・・。

肉離れが起きるメカニズムとして「拮抗筋」がポイントになります。拮抗筋とは片方の筋肉が収縮した際に反対側の筋肉が緩むことを言います。例として、肘を曲げて力こぶを作る動作をしてみましょう!この時には上腕二頭筋(力こぶができる筋肉)が収縮し、反対側にある上腕三頭筋は弛緩することによって、力こぶができるわけです。肉離れはこの作用が円滑に行われずに筋肉に必要以上の負荷がかかった結果として発生するのです。そのため肉離れを予防するには、筋肉の柔軟性だけではなく収縮と弛緩が円滑に行えるように筋肉のバランスを整えることも大事になります。

当院に設置している「Hogrel(ホグレル)」という機械は筋肉・筋膜の柔軟性改善や、筋肉を動かすバランスを向上させ、結果として運動神経が高まることで肉離れなどケガに対する予防にもつながる素晴らしい治療器です!

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